マインドフル・ドリンキングとノンアルコール化について

 AIを使って健康ブログネタを探っていたところ、「マインドフル・ドリンキング」なるワードを見つけました。

マインドフル・ドリンキング
アルコールとの関係を改善するためのコンセプトです。アルコールの量とその影響を意識することで、楽しみを最大化し、マイナスの副作用を最小限に抑えることができます。Copilotにて一部作成

 検索で軽く調べたところ、2017年に出版された「マインドフル・ドリンキング:ほどほどが人生を変える」(ロザモンド・ディーン著)という書籍タイトルだそうな。
 この言葉自体は、アルコール摂取を適量にすることで上手く楽しむというニュアンスで興味を惹かれたのですが、どうもノンアルコール化啓蒙のキャッチコピーとして使われることもあるようで驚きました。

https://www.alt-alc.com/post/mindful-drinking-%E3%83%9E%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%95%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%89%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%AD%E3%83%B3%E3%82%B0

Mindful Drinking.: A Comprehensive Guide to Developing a Healthy Relationship with Alcohol. (English Edition)

【マインドフルドリンキング】要チェック!海外トレンド7選②

世界的な禁酒の流れ

 先日、厚労省の「飲酒ガイドライン」をニュースなどが取り上げ、飲酒の健康への悪影響が厳しく発信されました。
 これまで日本では飲酒はかなりおおらかに許容されていたので、色々な意味でショッキングでしたが、世界的には禁酒化、ノンアルコール化の流れにあるそうな。

ビール1杯で高まる大腸がんリスク、厚労省が初の「飲酒ガイドライン」、”健康的に”お酒を飲むには?【Nスタ解説】 | TBS NEWS DIG

 ちなみに、2021年には「シラフこそクール!あえてアルコールを飲まない生き方」を掲げるソバーキュリアスという書籍が出版され、こちらもノンアルコールライフスタイルの啓蒙書?なのだそうな。
 「あえて飲まないのがかっこいい!」というキラキラしたコピーは、格好をつけたくてお酒を飲みはじめる若者には効果的なのかな?と感じます。
…グダグダな酒飲みであるぼくには「飲むってむしろかっこう悪いを共有し親密さを育むものでは?」などと、反論したくなりますが、そういうのは酒老害なんでしょうね。

飲まない生き方 ソバーキュリアス

シラフこそクール!あえてアルコールを飲まない生き方=ソバーキュリアス(Sober Curious)が話題!

お酒好きのぼくが思うこと

 ノンアルコール化はお酒に関係する仕事やプロジェクトに関わる身としては、非常に困るし、今後の展開には注目したいです。

 一方で、酒好きの一消費者としては、酒飲みの肩身が狭い世の中は辛いけれど、「マインドフル・ドリンキング」や「ソバーキュリアス」に対しては、ある程度は仕方無いと感じるようになっています。
 特に、マインドフル・ドリンキングで著者の体験としても語られる、育児と飲酒の関係などを思うと飲酒コントロールは必要だろうと感じます。
激しく酔っていたり、二日酔いの不調時に子どもと接するのは、やはり避けたいです。

 堀江さんのYouTubeなどを見ると、ノンアルコール化の流れには色々思う所はありますが、煙草のように酒飲みの肩身が狭い時代は来てしまい、それをなんとなく受け入れてしまいそうだなと感じています。

厚労省が「健康に配慮した飲酒に関するガイドライン」を公表したことについてお話しします