日付変わって311ですね

 かみさんの確定申告をすすめている内に、日付変わって311なので5年前を少し思い出してみようと思います。
ちなみに当日の記事は下記にありますが…

Office Nakao ぼくの地震メモ

5年経ち去年初めての子どもを授かった身で振り返ると印象はまったく違います。

 まず5年前の放射能の不安が、父親をやっているときに起こったら正直自分がどういう行動をしていたかは分かりません。
そしてなるべく考えないようにしてますが、5年経った今でも放射能の影響はかみさんや娘には多分あるって覚悟が求められるのは変わってません。
 また被災地の生活も「育児ができるのか?」を基準に考え恐らく不満も出るだろうし、津波や家屋の倒壊の映像からは「この状況でどう子どもを守るか?」を基準に見て絶望するだろうと思います。

 311の映像を見ると止せばいいのにこんな想像をします。
…自分が娘を抱いて逃げている途中に津波を受けて気づいたら腕の中に娘が居なかったら。倒壊した家屋に娘と二人閉じ込められて、徐々に元気がなくなる娘を見たとしたら。
ぼくは自分がそんな出来事を受け入れる想像が全く出来ないです。

 そしてそういう悲劇は現実に数多くあり、多くの人がそれを乗り越えた5年後の今日を迎えてらっしゃるのだろうと思います。
…今日一日はそういうことをしっかり受け止めて過ごしたいと思います。