腹の立つポイント

 TBSラジオのJUNK 爆笑問題カーボーイにて、友近さんの怒りのポイントを探るみたいなコーナーが面白かったです。
リスナーが予想したポイントは、自分が粗末に扱われたみたいなところが多い一方で、友近さんのポイントは身内が他人に迷惑をかけた時で、この差は重要だなあと思いました。
 この感覚は仕事では特に大切で(ここからはぼくの経験す)、ポイントの一つはその場で誰がもてなす側かの切り分けかなと思います。
 例えば一人で飲食店に行った場合、自分がお店にもてなされる関係でそれにケチをつけるというのが遊びの感覚です。
仕事の感覚はお客様と一緒に飲食店に行くような場合で、お客様を自分とお店でもてなすという関係になり、その場ではお店はむしろ身内でその立場からお店のもてなし方に粗相があった場合(お客様に変わって)クレームをつけるというのはもてなす側の責任になります。
 これは意外と間違うことが多く、例えば自分と先輩とお客様と一緒に飲食店に行った時は、自分と先輩とお店でお客様をもてなすのですが、自分がもてなされる側だと思いぼんやりしていて先輩から叱られるなんていうのは結構あると思います。
 ちなみに良いお店になると、お客様へのもてなしが拙い場合、やんわりこっそりともてなす側にアドバイスをくれたりします。
 このもてなす側として至ってない点や、もてなすべき側にその意識がないのに対して腹を立てるとうのは、プロ意識というか職業病的なものなのかなあと思います。