話が合うか合わないかのわかりやすい基準

 誰かの作品の好き嫌いに関して語るときに、一番話がかみ合わないと思うのが「感動」を求めているかどうかの部分かなと思いました。

 例えば漫画ワンピースは感動をウリにしていてる作品だと思うのですが、それ対して「どうせ感動するパターンでしょ。」という意見を聞いて妙にひっかかったことがありました。
その後、その人から色々な話を聞いて「感動したくない」という好みがあるらしいということに気づきました。
 一方ぼくは、ワンピースが大好きで「また感動出来た!」と評価して、「感動を求めている」という好みで、たちが悪いことに人間ってそうあるべきじゃん?と思い込んでいたので、変わった人がいるなあと脇に置いて考えていました。

 ただ、その後いろんな人を観察して、どうやら作品に対して「感動したくない」って好みの人がものすごく多いということに気づきました。
そういう人に対して「感動した」を良いことの体で語るとものすごく話がかみ合わないことになるんだなあと思いました。