2015年冬アニメを振り返って 1

 一通り終了した(かな?)の2015年冬アニメを振り返ってみます。
今期の大当たりは「四月は君の嘘」で、それ以外は似たような熱中度で観ていたかなあと思います。
ただ、アニメ新旧の違いが大きく出たように感じた期ではあり、その辺は注目かなあと思っています。
・黒子のバスケ
 相変わらず面白く続きが楽しみです。
今期分辺りから漫画で先行して読んでたのですが、アニメの方が映像としての演出があるだけでなく画全般が圧倒的にキレイで、原作読まないでアニメ待って方が良かったのでは?とか思っています。
・艦隊これくしょん -艦これ-
 詳細な感想は別記事にだらだら書きましたが、全体構成や基本的な設定部分の気遣いがすげぇ作品だと思いました。…が、それでも炎上するって今時のユーザーとクリエイターの関係がすげぇ見えてそっちがむしろ面白かったです。
・寄生獣
 90年代前半から中盤にかけての時代で最先端だったという、原作の古さが際立ってしまった気がします。
後藤、広川、山岸二佐、そして何よりミギーの魅力である、有能だけれど悪い部分みたいなのが現代では格好良く見えなくなっているのが、キツいなあと。
加えてBGMなどアニメの演出と人の顔とか画がイマイチで、それも相まって原作漫画より全てが小さな話になっているように思いました。
…けどまあ、昔のマンガとアニメの関係ってこうだったよなあとも思います。
・東京喰種トーキョーグール√A
 一見、新しい感覚や大人向けなセンスがあるようで、すげぇベタでかなり子供っぽい、けどその背伸びしてる感じが一番の魅力だったのかなと思います。
 凄惨な物語を描いているし設定にもハードなものが目立ち、強さ描写のためにやられる名前のないキャラも多く、また切るキャラはバッサリなんだけど、どこか「作り手の人の良さ」みたいなのが見えるのが金木とかぶって面白かったです。
…って、長い。まずはいったんここまでかな。。。