艦これをこんな案配に観てます

 角川ゲームス開発・DMM.com運営のブラウザゲーム『艦隊これくしょん~艦これ~』原作のアニメですが、ゲームをプレイしていないなりの見方が落ち着いてきたかなあと感じています。
 戦略とか物語よりも、擬人女の子キャラクターを愛でるみたいな見方で良い…というとなんか浅いようですが、それらを通して強調しているのは「艦娘たちは元気にやってる」という部分だと思います。
 だったら三話での如月轟沈はどうよ?と突っ込みが来そうですが、艦娘たち自身はそういうことを覚悟しており、それでも死(轟沈)を悼んでくれる仲間が居て、残った仲間同士で死を乗り越えているという描写があることで、兵器を擬人化したキャラクターとしては本望と言えるのではないかと思います。
 過酷な状況にあるけれど彼女達は元気に自分なりの幸せを見つけているので、心置きなくプレイヤー提督としての決断をして下さい…というメッセージがあるなあと思いました。
…一方で、そんな艦娘の無垢さが強調されるほどに、失敗時のプレイヤー提督の喪失感と罪悪感はどんどん重くなり、ゲームをスリリングにする最大のペナルティになるんだろうと思います。
そしてそれって本気でプレイすると「おいやめろクダサイ」と微妙になりそうなので、もしかしたらプレイしていない人間ならではな楽しみ方かなあとも思います。
イヤマジデ、恐ろしい作品だと思います(笑