頑張る事を覚悟しているって格好良いなあ

 今期のアニメ「四月は君の嘘」で描かれている、頑張ることを覚悟した人の描写がすごく格好良いなあと思いました。
…一個前の記事、実はこれの前振りでした(笑
 「四月は君の嘘」では第3話と第4話で、ヴァイオリニスト宮園かをりが有馬公生に対して、努力し続けることが求められそれでも報われるかわからないという演奏家に自分はなるという覚悟を語るシーンがものすごく好きでした。
 音楽を描く作品では努力だったり頑張りみたいなものを描く事はあっても、頑張り続けても報われないかもしれないことに挑戦し続けるべきかという覚悟はなかなか描かれず、「楽しいから無意識にやってる」とか「子供の頃からの習慣」みたいに思っていました。
 ただまあ冷静に考えると、現代の若者がそんな脳天気で居続けられる訳もなく、瞬間ごと生き方に悩みそのたびに覚悟して決断してるんだなあと思うとぐっと来るものがありました。
 そしてかをりに惹かれた公生をフォローするのが、超体育会系で根性上等な澤部椿と渡亮太というスポーツで「努力し続けることが求められそれでも報われるかわからない」という覚悟した人間なあたり、頑張るって覚悟した人間同士ならではの覚悟した助け合いって素晴らしいよねって感じさせられました。