評価:
アニプレックス ¥ 27,980 (2012-03-07)
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評価:
アニプレックス ¥ 30,800 (2012-09-19)
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評価:
TYPE-MOON ¥ 2,800 (2011-12-23)
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2012年のぼく的なサブカル作品を振り返ってみたいと思います。
…一気に紹介しようかと思ったのですが思いの外長くなったので分けて記事にします。
■アニメ Fate Zero・ゲーム Fate/stay night
Fate Zeroのアニメではまりはじめ、Fate/stay nightのPC版ゲームにどっぷりはまりました。
個人的にはこの作品はワンセットで考えるのが良いかなと思っています。
Fate/stay nightが描く第五次聖杯戦争は主人公を士郎という高校生であることにリアリティをつけるための聖杯戦争の例外部分の描写が多く、大人から見ると安っぽく見えてしまった部分をFate Zeroが素晴らしくフォローしてくれていました。
一方でFate Zeroではセイバーは全く救われず、また聖杯戦争の謎も解き明かされずに終わってしまい、そこはやはりFate/stay nightの完結を見たい所です。
Fate/stay nightには、「Fate」「Unlimited Blade Works」「Heaven’s Feel」の三つのストーリーがあり、「Fate」はやり直したいことに満ちた人生に向き合う探求が素晴らしく、マルチストーリーの中からハッピーエンドを選ぶというビジュアルノベルゲームに対する戒めみたいなものも感じ、三つのシナリオの中で最も好きです。
「Unlimited Blade Works」は一人の少年が英雄になる物語で、孤高に生きる事が描かれてました。
「Heaven’s Feel」はみんなではなくたった一人の誰かを救うという生き方を描いた物語で、それまでとはテーマが大きく変わっていました。
Fate Zeroは、ライダーとウェイバーちゃんのコンビが最高でした。
ライダーとアーチャーの対決は最近アニメの中で最高の描写だったと思いました。つーか、アーチャーが(油断せず)本気で戦ったのはあのシーンと、hollow ataraxiaのラストシーンくらいかも。
ちなみにFate/stay nightでは、主に従い主に勝利を捧げるという生き方を美しく描いていて、フリーランスというぼくの仕事の仕方に共感する部分が多々ありました。
特に「Unlimited Blade Works」でのランサー や「Heaven’s Feel」のライダーなどが最高でした。