映画けいおん!を観てきました

 かきふらいによる日本の4コマ漫画原作のアニメ映画「映画けいおん!」を観てきました。
2011年12月から上映を開始した作品で今更という感じなのですが、新宿ピカデリーでの最終上映日の特別企画で、いつもよりも大きなスクリーンで上映という、ちょっとプレミアムな会ということでお邪魔してきました。
 物語としてもファンとの関係としても、卒業をテーマに描いた作品を最終日に観られたこと、また第24話「卒業式!」に平沢唯たちが中野梓のために『天使にふれたよ!』を作る過程での気遣いや優しさの描写と、最終上映日にファンのために大スクリーンを準備した劇場の粋さが非常にマッチしており、映画館ながらスタッフロール終了時に拍手が起こるなど、映画館で映画を観るのって本当に素晴らしいという経験ができました。
 作品としても素晴らしく、テレビアニメでは寂しさが出過ぎない溜に描かないでいた部分ががっつり入っており、ほろほろ来ました。
また、けいおん!!二期後半OPの教室で演奏しているアニメーションがどういう状況なのかが分かったシーンなどはニヤリと…はできずに泣いてしまいました。
 悲しいことや、まして人が死ぬなんて描写がなくても泣けるというのは凄い事だなと思いました。