ビールの酒税で思うこと

 日本のビールにかかる酒税は高いらしいです。
 詳しい数字は下記を参考にしていただくとして、おおざっぱに引用するとビール大瓶ビール(633ml)の価格で酒税と消費税が占める割合が日本は45.2%、フランスは22.7%なのだそうな。
日本の最新ビール事情 – ドイツ生活情報満載!ドイツニュースダイジェスト
 一方で、発泡酒や第3のビールは(容量が異なってスミマセン)、350ミリリットル缶当たりの酒税額はビール77円、発泡酒47円、第3のビール28円なのだそうな。
 それによって350ミリリットル缶の定番コンビニ価格がビール215円(酒税を引くと138円)、発泡酒 159 円(酒税を引くと112円)、第3のビール139 円(酒税を引くと111円)という安価での販売ができているわけです。
ところがその酒税一律55円にするという案が出ているのだそうな。
 これによってビールが安くなるのは嬉しいですが、第3のビールなど企業による低価格化の努力が無駄になるのは何だかなあと感じてしまいます。
ビール類 酒税一律55円で調整 来年度は見送るが、28年度以降5~7年で実施(1/2ページ) – 産経ニュース
 ちなみにビール以外の酒税は以下な感じ。(これまた容量が異なってスミマセン)
酒税の税率 : 財務省