携帯端末とネット上の情報

 ネット選挙解禁などと言われた第23回参議院議員通常選挙の投票所で、ぼくが事前に投票したいと思っていた候補者の名前を、ど忘れしてしまい、スマホで候補者名を確認していたところ、「投票所内での携帯の利用は禁止です」と指摘されてしまいました。
 これはこっちもいい加減だったので仕方無いのですが、とはいえ「情報を暗記している」ことの重要性というか前提性と、携帯端末ユーザーの「その場で調べれば良い」という感覚には大きなズレがあるなあと感じました。
 そして今後、携帯端末とネット上の情報が発展と一般化が進めば、いわゆる「情報を暗記している」ことの前提性が乏しくなるだろうなあと思います。
ユーザーとしてはその時代が楽しみではあるのですが、制作業をしている身としてはeラーニングプロジェクトへの影響が気になります。
これまでの暗記を助けるツールとしての、eラーニングシステムがどういうシステムに移行するのが望ましいのか、なかなか悩ましいところです。