アニメ「<物語>シリーズセカンドシーズン」観始めました

 西尾維新によるライトノベル原作のアニメシリーズ「<物語>シリーズセカンドシーズン」観始めました。
今回は原作の内、「猫物語(白)」「傾物語」「花物語」「囮物語」「鬼物語」「恋物語」の6作品のアニメ化で、2クール(半年)の放送を予定しているそうな。
 2クールで6タイトルというと省略が心配されそうですが、物語シリーズはストーリーのコアになる部分は毎回非常に短く、唐突にばっさりと終わってしまう寂しさを演出するためにキャラクターに感情移入させるシーンを盛っている感じなので、絵や声優さんの芝居や音が入るアニメは情報量が圧倒的に多いこともあり、シーンとして省略があっても結果的に補われるだろうと思います。
 セカンドシーズンの原作で一番好きなのが「猫物語(白)」でとても楽しみに観始めた第1話ですが、阿良々木暦から見た完璧キャラクターである羽川の別な一面として、酷い寝ぐせをつけっぱなしのシーンで、ぐっと羽川に引き込まれました。
 また原作ではタイトルを重ねる毎に読み手のぼくが慣れて失われた、不思議さや奇妙さも丁寧に描かれていて、やたら脱ぐ戦場ヶ原ひたぎが「ひたぎクラブ」の時と被るのもあって、色々気持をリセットされて、物語シリーズがまた始まったなあと感じさせられました。