アニメ、私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!が面白いです

 谷川ニコによるマンガ原作のアニメ「私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!」が面白いです。
第一話を観てあまりに面白かったため、電子書籍で4巻一気に買ってしまいました。
 喪女である黒木智子の日常を描いた作品ですが彼女の可愛さがメチャクチャ絶妙(微妙?)なところが魅力かなと思います。
周りのキャラクターの反応を見る限り「普通にしていれば」普通に可愛い外見をしているんだろうなあとか、自分のことを客観的に把握できていて「悪のりしない限りは」利口なんだろうなあとか、愛でる対象としては充分に可愛いのだと思います。
 一方で、ダサかったりだらしなかったり勘違いした部分を見せたり、一緒に会話するのがためらわれる奇行をおこしたりと、惚れるのはムリみたいな部分も描かれており、まさに愛でるまでだけの距離をきっちりキープしています。
 また智子は、女子に限らずオタク系なら男子もやってしまいがちな恥ずかしい失敗をメチャクチャよくするので、「わかるわぁ。」とか「恥ずかしすぎて死ぬ。」とかなんか読んでいて黒歴史が掘り起こされて悶絶するというMな楽しみ方と、その悶絶を若くてまあまあ可愛い女の子がしているというSな楽しみ方が出来るかなあと思いました。
 ちなみに、この作品は海外の掲示板でブレイクしたらしく、恥ずかしい失敗は万国共通なんだなあと思いました。

私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!1巻