アニメ 猫物語(白)つばさタイガー 第2話目も面白かったです

 西尾維新によるライトノベル原作のアニメシリーズ「<物語>シリーズセカンドシーズン」引き続き第2話も面白いです。
まさかアニメの感想を回ごとに書くとは思ってませんでしたが、余りに面白かったのでつい書いてしまいました。
今回は羽川と、戦場ヶ原の会話がメインで、それまで具体的に描かれなかった、羽川の普通ではない部分が描かれはじめます。
 羽川が唯一感情的になる「阿良々木 暦のことが好き」という部分に戦場ヶ原は踏み込んで語れることから、器が大きすぎて「気持悪い」くらいしか表現されなかった羽川の内面がだんだん見えて来ます。
 その辺りを意識すると第1話、冒頭での羽川翼が廊下で寝起きしていてルンバに起こされるシーンは、猫物語(黒)で描かれた「広い家なのに羽川翼の部屋がない」どころか「ルンバを買うくらいに裕福で部屋に対して意識が高い家族なのに娘の部屋がない」という羽川家の歪さの原因が、すべて羽川翼にあるのかも知れないという予感がしはじめます。
 そして第2話からはブラック羽川も登場しますが、相変わらずご主人思いの良い奴で、髪の毛が短くなっても似合ってます。
ジャンプ力がありすぎて空を飛んでるみたいになる描写も素敵でした。
…そういえば、化物語のアニメの時は、ブラック羽川になったときに髪の毛が伸びるという描写があって、今回も羽川の時よりはいくらか長いけど、1.5倍になるとか法則あるのかなあ(笑
余談ついでに、猫物語(白)原作の表紙は、阿良々木 暦の服を着た髪型がショートカットに変わったブラック羽川だったので「誰だこいつ?」って感じでした。
 ともかく、ブラック羽川が怪異譚とアクションパートを、羽川が気持の探求を担当するという二人主人公構成ぽいので、二人の描写を注目していきたいです。