これは酷すぎるって考えも自己正当化の一つのパターンらしい

 「他人に対して怒るとき頭に浮かぶ言葉に、『自分には結構な許容範囲があるにも関わらずそれを超えるダメさが許せない』というのがあるんですよ。」という非常に鋭い分析をしている人がいて、凄いなあと思いました。
 ぼくもこれに当てはまるのですが、ぼくの場合は「許容範囲があるのに」ではなく「距離を取っているのに」をより明確に使っています。
「お互いが好きに出来る距離を作って分担したにもかかわらずそれを越えるダメさが許せない」と、なります。
 ビジネスでは許容(免責)や、距離(役割分担)が明文化されていて、それに応じた権限だったり予算を持っているのでそれらは悪いことではないのですが、自分を高めようと考えた場合は「許容範囲だったり距離なんてのは実際にはなく、単に自分が怒ることに正当性を着けたがっているだけである」となります。
 ということで、最近気になった場合は、空気を読まないタイミングだったり、自分の範囲外の事でもとりあえず、代替案の提案書くらいは作る事にしています。