武器商人から高級ブティックへって発想

 最近自分の仕事に対するスタンスに新たな発想が加わったので、自分メモがてらまとめてみました。
 ここ数年のメインスタンスは、「武器商人」。
いや、厨二病的こじらせているのはよく分かってます。ヨルムンガンドは好きだったけど、ぼくの仕事はグラフィックデザイナだし。
まあその辺は棚上して、意図としては、勝負をかけるお客様に対してその勝負に最適なツール(武器)を、作戦や戦略を見極めつつ提供して勝利に貢献するみたいな感じです。
ちなみにこの考えは、それ以前にあったプロジェクトに人工として組み込まれるという「傭兵」っていう戦術ポジションから、一歩引いてみるという考えも強いです。
 それに「高級ブティック」が加わりました。
えらい飛躍なのですが勝負師に向けた勝負に役立つツールではなく、王道を行く由緒正しい人達に向けた「高価で高品質なもの」を「満足感を持って」購入してもらうみたいなスタンスです。
ポイントは「役立つ物」から「価値ある物」へのシフトって感じです。
 お客さんの心理を想像すると「ちまちました差を比較してお得感を得たい訳ではなく、誰もが認める上質で優れたものを買いたい。」だったり「無駄遣いはしないけれど必要な物ならば良い物を買いたい。」というのはあるだろうなあと思っていて、そういうお客さん満足を作っていきたいです。
 …ちなみにこの考えはかなり古いものですが、逆に言うと勝負を賭ける買い物が難しくなりちょっと古いものになり(ちょっと古いは実は一番古い)、そのカウンターでもあると考えています。