美談のねつ造

 最近SNSを中心に美談のねつ造が増えているのだそうな。
有名所だと、「ビートたけしと志村けん」とか「カンニング竹山」とかが、物凄い勢いでガセネタが広まり、当事者に否定されて静かに収束するというパターンが多いです。
 こういう美談ねつ造はどういう人がやるかの仮説は「超危険!Facebookの感動話に「いいね」をしてはいけない理由」が陰謀論めいてて好きです。(真偽の程は謎ですが)
 一方こういう話が広まっちゃうのか?に関して、色んな人が仮説を立てていますがそっちはどれもピンと来ない感じです。
あながち間違ってはいないけど、それだけが理由にしては広まるスピードが速すぎるってモノが多く、ぼくは色んな人が色んな動機でやってて、もうあれはシンクロニシティとかなんかそういうものなんじゃない?と感じています。
 ちなみにぼくは「嘘が広まってしまう」ところ以上に、その噂が広まることで噂の渦中の人間が不利益を被ることを、噂を広める人が意識していない点が気になります。
とりわけねつ造美談には話を盛り上げるために、本当はやっちゃいけないことをあえてやったみたいな部分が含まれることが多く、例えば上記「カンニング竹山」の件の場合、もしもそれが本当だったらカンニング竹山は脱税になってしまうのだそうな。
 こういう自分が知った情報が拡散して良い事かどうかの判断をしない人が、情報発信者になっている点が怖いなあと思います。