儲かっても良い格好するなとよく言われてたのですが

 大昔からおつきあいのある経営者の方から「儲かっても良い格好するな」と、ぼくが自営業者(フリーランス)になってからずっと言われ続けています。
その言葉は「謙虚な気持ちの大切さ」や「他人のやっかみを避けるため」と思っていて、もちろんそういう意味でもあるのですが、それ以外に「儲からなかった時にもポーカーフェイスを守る」という意味があるんだなと最近気づきました。
 商売には波があって儲からない時というのは必ずありますが、雇われる側は安定を期待していてそういう人はマイナスにとても敏感です。
聞いた話によると、特別調子の良い時に特別に出していたボーナスが、普通の調子に戻って出さなくしても「下がった」と感じるのだそうな。(ぼくは安定志向会社員の経験が無いのであんまりピンと来ないのですがw)
 などという事情から、儲かった時限定の良い格好は良い格好をやめたときに内部不安を生むのでするなと、そういう意味もあったんだなあと最近思いました。