サブカル作品に対するリスペクトってそもそもあるのでしょうか?

 以前に(実はついさっきですが)、「コラージュの元(素材)に対するリスペクトが欠落したり軽蔑が露骨に現れた作品を作るとコラージュの元のファンは気分を害する」というコメントを書きましたが、アダルト系同人作品は、既存作品を陵辱しているような描写があるけどアレはどうなんだろうか?とふと考えてしまいました。
 某アニメのCDジャケットをプリントして水ぶっかけてぐちゃぐちゃにしていることをジャケットデザイナさんが批判したという記事がありましたが、アダルト系同人作品ではちょっとこの場では書けないような風にぐちゃぐちゃにして、販売しているんですがアレはどうなんでしょうか?

 即売会などのイベントとなると、そういった作品に長蛇の列が出来、一人ずつが山のような量を買っていきます。
床にアニメやマンガのキャラクターイラストを敷き詰めてその上を歩くのと、そのキャラクターが陵辱されている作品を観るのと、どっちが踏み絵なのか?
 などということを考えると、そもそもリスペクトなどはないというかそういうことにこだわらない自由さがウリの業界だったのではなかろうかと思いました。