引き続き二次利用エロ作品について

 以前に、サブカル作品を現代アートに二次利用・販売するのには否定的だけど、アダルト系同人作品に二次利用・販売する事に対しては多くの人が許容しているという趣旨のコメントを書きました。
 その時はサブカル自体がリスペクトを重視してないのかもと書きましたが、それとは別にエロに対するユーザー心理について書きたいなあと思います。

 一つは、やっぱりエロいものは好きだし見てみたいしつい甘くなっちゃうよねみたいなものがあると思います。
露出度の高い服を着た女性をけしからんと思いつつも目の保養に…とか思っちゃうみたいなそんな感じです。
 そういうのを、しようがない人ねと許すのが、いわゆるリスペクトを重視しないと考えた部分です。

 もう一つは、欲情は好きな対象にするから愛情表現であるという考え方です。
自分たちは崇高な事をしているとリスペクトを求め我らこそがもっとも元作品を愛していると語るのに、端から見ると元作品をもっともえぐく陵辱しているという不思議な状況が発生するのかなと思いました。