インビクタス/負けざる者たち」が面白かったです

 ジョン・カーリン原作のノンフィクション小説を、クリント・イーストウッド監督が映画化した「インビクタス/負けざる者たち」が面白かったです。
モーガン・フリーマン演じる、反アパルトヘイト運動に尽力し南アフリカ共和国大統領となったネルソン・マンデラと、マット・デイモン演じるラグビーチームキャプテンのピナールが1995年に自国で開催するラグビー・ワールド・カップに向け一致団結して前進する姿を描いた作品です。
 映画のクライマックスはワールドカップ決勝戦の南アフリカvsニュージーランドですが、ニュージーランドのスター選手「ジョナ・ロムー」について大きく触れていたりと、スポ根映画としてがっつり燃えることができます。
一方で、大統領のシークレットサービスを白人と黒人の混合チームにするなどの、大統領としてのマンデラも描いています。
 高校時代ラグビーをしていたぼくは、ニュージーランドのオールブラックスがTVCMに出たり、ロム―などスター選手が注目された南アフリカのワールドカップは注目していたので、そういう意味でも非常に映画に感情移入することが出来ました。