BIOMEGA(バイオメガ)面白かったです

 弐瓶勉によるSF漫画作品、BIOMEGA(バイオメガ)が面白かったです。
人間をゾンビのようにする未知のウィルスに地球全土が浸食される中、合成人間とか超能力者とかサイボーグとかが派手に闘う作品です。
個人的には、ニアルディのデザインとか立ち居振る舞いがすごく気に入って、クリスマスの次のアイコンはニアルディぱくったやつにしようと準備してます。
 後半ではBLAME!でおなじみの超巨大建造物を膨大な時間を経て旅をするという展開もあり弐瓶ワールド全開で、考察がまったくついていけないです。
またスプラッタや残酷な描写、絶望感と喪失感があふれるストーリー展開でありながらも所々に笑いが入っており意外と読みやすいです。
 笑いの入れ方を考えるにこの作品は、深刻になったり、感情移入して世界に入り込むというより、凄すぎて笑っちゃうみたいな楽しみ方が正しいのかなと思いました。