アオイホノオ3巻面白かったです

 漫画家島本和彦が自身の大学時代をモチーフにして描いた作品アオイホノオの3巻がとても面白かったです。
 主人公焰燃の芸術大学一回生の夏休みを描いた作品で、東京へのマンガの持ち込みとそこで味わった挫折感とその後の逃避生活を、持ち前の明るさと傲慢さと前向きさで乗り越えて行く(?)シーンがとても面白かったです。
 壁にぶち当たる焰燃とは対照的に、着々と作品を作る庵野秀明も印象的でした。
プロが使う動画用紙ではなく、無地のレポート用紙に下から描いていくというような、作法にこだわらず安く合理的な方法でとにかく作品を作るという行動力には、見習うべきところがあるなあと思いました。
 ちなみに島本和彦作品の名物である魂が震える熱い一言はアオイホノオの3巻で健在で気に入った物のいくつかをピックアップ致します。
「自分に価値がないと誰に会っても会うだけ無駄なのだ、
 誰も大切にしてはくれないのだ。」
「この下手な漫画が連載できて
 なんで…俺の下手な漫画はだめなんだよう!?!?!?」
「はっきり言ってアニメには向いてないな!!
 観る側だよ! 作る側じゃないよお前ら!!」
(学生時代の庵野秀明、山賀博之、赤井孝美に対する評価。次巻でこてんぱんにされる)

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