怖かった医療行為

 胃カメラが割と平気だったという記事を書きながら、振り返ってみるとここ数年結構色んな手術やら医療行為を受けているなあと思いました。
 評判に反して全然平気だったのが、骨髄バンクのドナー提供(カテーテルが一番つらかった程度です 笑)レーシックで、これらはネットなどで語られる危険さなどにちょっともの申したいくらいです。
 そんなぼくが一番怖かった医療行為が、手のひらのガングリオンの手術です。
…実際にはガングリオンだと思って切ったら軟骨腫で、そのまま仮縫いして救急病院に緊急入院しました。
 この手術で何が怖かったかというと、軟骨腫が神経に絡まっているのを引っ張った際に手術の麻酔が一瞬効かない状況を体験したことです。
(当時の記憶を思い出し詳細に書こうとしたら、貧血を起こしつつちびりそうになったので省略します 笑)
 世間で聞く激痛を伴うような悲惨な体験と比べるとかなり軽度でしたが、あれ以来、局所麻酔が突然効かなくなる怖さだったり、痛さ(特に神経系)に自身の身体喪失を感じるようになり、物凄い不吉さというか恐怖を覚えるようになりました。
 その影響で、昔は「笑気ガスと麻酔があれば平気だぜ!」ってノリだった歯の治療などが滅茶苦茶苦手になったし、元々苦手だった血や注射などがさらに苦手になりました。
 夏ということで、なんとなく怖かったことを思い出して涼もうかなあと思って記事を書いてたら、手のひらの手術跡がうずき始めた気がしたり、目眩がしてきたのでこの辺ですっぱり忘れる事にします。