機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズが面白いです

 2015年10月から放送中の長井龍雪監督、岡田麿里シリーズ構成による「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」が面白いです。
長井龍雪、岡田麿里は『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』『心が叫びたがってるんだ。』などでちょっと変わった新しいセンスを感じさせていたのですが、鉄血のオルフェンズでもそれを強く感じました。

 特に子どもや若者を描いているけれど、内容やメッセージは大人に向けているという、従来までと反対の作り方がオッサンであるぼくとしてはとても面白いです。
 これは子どもが見て面白いのかとか教育上相応しくないのでは?みたいな印象も与えて、ガンダムという国民的作品では結構なリスクだと思うのですが、色々な環境が厳しいことになっている現実を考えると、従来の子ども向けの配慮がむしろ臭い物に蓋をしていて、そういうユルさが格差や他人を見下す傲慢さを許容していたのではとも感じさせられて、ぼくは凄く良いなあと思います。
…って、放送始まった。見よ見よ。

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