スペインのポーセリン(磁器)アート、リヤドロの五月人形が格好良いです

 スペインのポーセリン(磁器)アートブランド、リヤドロによる五月人形がとても格好良いです。
またまたヤマギワオンラインストアで見つけちゃいました。

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Lladro(リヤドロ)「若武者(SILVER)」限定品[610A13047]

 日本の伝統行事に新しいセンスが取り込まれているというのを最近よく聞くのですが、伝統技術に対して個人のセンスによるアレンジというのに心細さを感じてたので、スペインポーセリンアートという別の伝統と混ぜてのアレンジというのはぼくは凄く落ち着くと感じました。
 などと言いつつ、リヤドロは1950年代初めの創業で伝統とは少し異なるかもしれませんが、ロシア・サンクトペテルブルクのエルミタージュ美術館、ベルギー・ブリュッセルの王立美術歴史博物館などで常設展示または所蔵されているそうで、その技術は信頼出来ると思います。

 余談ですが以前に話題になったゴスロリ雛人形ですが、ゴスロリが「本来異なるゴシックとロリータの要素を結びつけた日本独自のファッションスタイル」で、しかも様々な種類があるので、例えばゴシックファッションと融合しただったり、モワティエなど具体的なゴスロリブランドが提唱するゴスロリと融合したと言われると安心出来ます。
 その辺の説明がなく人形作家の人が思うゴスロリ風のアレンジとなると、あの価格の雛人形はちょっとバランスが悪いように思います。
…って人形を作るまでにかかる時間や手間を思うと、聞けばいくらでも説明は出てくると信じたいところではありますが。
などと言いつつ、どっちにしろ手が出ないのですけどね(笑