リテラシーの高い人と庶民のコミュニティの違い

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(2013-05-29)

 久しぶりにサブカル野球拳のメンバーと呑む機会があり、その時に出た話題…というかぼくが訥々と語ったのですが、LINEなどを象徴とした、リテラシーが高い人が離れる一方で、ユーザー数が増えるという件をちょっと振り返ってみたいです。
 LINEというSNSに対してぼくは結構な抵抗があり、その理由の一つが身の回りのITリテラシーの高い人による「セキュリティ的に難がある」という指摘からだったりします。
ちなみにその指摘自体は間違ってはおらず、徐々に改善されつつあるものの、未だにLINE運営会社から情報が漏れたのが原因ではないか?と疑われるアカウント乗っ取りが起こっていたりと確かにセキュリティは宜しくないようですが、一方でユーザー数は衰えていないです。
 そういう動向をぼんやり眺めていると、いわゆるITリテラシーの高い人が好まないコンテンツならではの魅力があるのかなと感じます。
 これに似た感覚はTwitterの流行当時に感じており、従来のE-mailがシグネチャと挨拶文がほとんどを占めて本文もビジネス文例を引用したようで送信するまでに何度も読み返していたのが、突然手軽に要件を書けるようになりました。
 この流れ自体の善し悪しは正直分からないのですが、一つの見方として庶民向けという一つハードルを下げることでユーザー数を膨らませるという戦略には見習うべき点があると感じました。