安心・安全で思うこと

 御嶽山噴火「予知は困難だった」というニュースを筆頭に、自然に対して人間はまだまだ無力であるということを感じさせられることが続いています。
 仕方無いと思う一方で引っかかる部分もあり、例えば調査・研究などに投じてきた予算や、調査機関がマスコミや行政の決定などに与える影響は適切であるのか?などが気になります。
 厳しい言い回しをすると、能力の無い存在を間違って担ぎ上げてしまっているのではないか?と心配になります。
 特に「予知は困難だった」という会見に関しては「自然予知に対してそんなに期待されても困る」というニュアンスが含まれていたように感じ、であれば、現場の人間が困ってしまうくらいに期待を引き上げていたのは誰なのか?というのが気になります。
 で、その犯人を抽象的にさすと、「安心・安全はタダではない」という言い回しで「安心・安全に値段をつけている人達」なのかなあと感じました。