2014年 夏アニメを観始めました

 今期のアニメを観始めたので第一週の感想を。
・東京喰種
 石田スイによる漫画が原作。
 人間社会に紛れ込み、人を喰らう正体不明の怪人「喰種」と喰種の臓器を移植されたことで、半喰種になった主人公カネキを描いた作品。
寄生獣みたいなリアリティを残したまま進むことを期待していたのですが、異能力バトルがメインっぽい感じでちょっとガッカリ。
 1、2話を観た感じカネキが仮面ライダーみたく与えられた敵対する存在の力でヒーローになりそうな気配もなく、かといって彼の葛藤を描くには作品全体がリアリティをそれほど重んじていないので、「バトルがメインになるまで流し観」で良いのかなあと思いながら観ています。
…原作は1巻だけ読んでいます。
https://www.maql.co.jp/special/tokyoghoul/
・ばらかもん
 ヨシノサツキによる漫画原作。
長崎県・五島列島を舞台に、都会育ちの書道家「半田 清舟」と島民の交流を描いた作品。
清舟がいきなり書道展示館の館長を殴る輩な展開が好きでした。
イライラを溜めてから発散するのではなく、発散した後の方をメインに描いているのは実は深いのかなあと思いました。
 島の少年少女「琴石 なる」に演技派子役「原涼子」を当てていますが、個人的には上手くいっているかなあと感じています。
 1話を観た感じ、なるのセリフは冷静な突っ込みや本質をついたようなこと、作品の解説に関わるものが多いのですが、そういう子供らしからぬ印象を、リアルな子供の声という印象で上手く相殺しているなあと思いました。
こういう子役の使い方って初めて見たように思います。
 ということで、楽しみに観ていきたく思います。
…原作は未読です。
http://www.barakamon.jp/
…あ、なんか、長くなってきたので、いったんここまでで。