ルックバック関連スクラップ

藤本タツキによる漫画『ルックバック』の単行本が発売されました。
単行本ではジャンプ+上で、修正された点が再度修正されており話題になっています。

ルックバック (ジャンプコミックスDIGITAL)

ルックバックとは

2021年7月19日に『少年ジャンプ+』にて無料公開されました。(現在も下記で無料で読めます)

ルックバック – 藤本タツキ | 少年ジャンプ+

ルックバックの反響

143ページの長編読切作品が無料で公開されたことに加え、内容も漫画などの執筆活動に関わる人や敬意を持つ人達が絶賛し、SNS等を中心に大きな話題となりました。

チェンソーマン作者の読切「ルックバック」が話題、奈良美智らアーティストからも反響(FASHIONSNAP.COM) – Yahoo!ニュース

ところが、2021年8月2日に読者から作品内に不適切な表現があるとの指摘を受け、内容の一部が修正されます。

話題漫画『ルックバック』不適切表現の指摘で一部修正 編集部「偏見や差別の助長につながることは避けたい」(オリコン) – Yahoo!ニュース

ジャンプ+上での修正

ジャンプ+上での修正点については下記が参考になります。

『ルックバック』が京アニ事件をモチーフとして修正へチェンソーマン作者の新作

変更理由は、京アニの放火事件を彷彿させるから…

藤本タツキさんのルックバックが京アニの放火事件を彷彿させると話題に→傷口をこじ開けられて不快だと大論争勃発まとめ | mediajock

京都アニメーション放火殺人事件 – Wikipedia

「安売り肉を買うシーン、パクられた」 京都アニメーション放火殺人事件の被告が主張 わずか2分半、ありふれた描写|社会|地域のニュース|京都新聞

統合失調症への偏見や差別の助長となるから…などと言われていますが、当事者からの詳細な説明はなされていません。

統合失調症のぼくが『ルックバック』は差別か真剣に考えてみた。

「意思疎通できない殺人鬼」はどこにいるのか?|斎藤環(精神科医)|note

単行本での再度修正

そして、単行本版ではさらに一部修正されています。

藤本タツキ氏の漫画「ルックバック」単行本が本日発売。 コミックスでは一部セリフ表現を変更 「チェンソーマン」作者が描く青春長編読切

単行本での修正点については下記が参考になります。

ルックバック単行本でセリフが一部修正される

ジャンプ+での修正後の犯人のセリフなどは、やはり実在の事件の供述報道などで伝えられる表現だったことに加え、単行本での修正は、より京アニの放火事件の犯人に近いものになった(と感じた)ことから、統合失調症への偏見や差別の助長を避けることが、修正の主な理由だったと考えられます。

「誰でもよかった」「幸せそうな女性殺したい」 小田急刃物男

今後も注目

今回の修正に対しても様々な意見が出ており、今後も注目していきたいです。

藤本タツキ先生のマンガ『ルックバック』が単行本で発売。「変更されたセリフ表現」に反応する声ぞくぞく