デザインの分かり易さ

 コンビニのコーヒーメーカーの使い方が分かりづらいからとか、トイレ案内板の男女表記が分かりづらいからという理由で、現場の人が追加したポップまみれになっているという例をちらほら見かけます。
こういうサインに対するネットでの意見を見ていると、「日本語を読める人なら誰でもぱっと見てすぐに理解出来る」ということが昔よりもかなり重要になっていると感じさせられます。
 一方でその分かり易さがつまらなさであったり安っぽさに繋がる場合もあり、デザイナとしてはその辺りのさじ加減が難しかったりします。
 それらに対して個人的に良いかなあと思うのが「大人も楽しめる子供向け」というもので、例えばディズニーやらスタジオジブリのスタンスがそれに近く、それらをお手本にしていきたいなあと思っています。
あまり、お手本にしすぎると叱られそうですが。
 一方で、現場で追加されるポップならではの素晴らしさもあるので、ポップが無い不便さに神経質になるよりも、使い勝手が格段によくなるポップから色々学びたく思います。
…って、職業がらこの手の話題ってなんか歯切れが悪くなります(笑