ゲーム的なミーティング

 そもそも的な話をすると、フリーランスの実制作担当というぼくのポジションはプロジェクトで最底辺…って言葉が不謹慎なら最前線であり、プロジェクトの方向性などを考える上層のミーティングで自分の発言で何か変わることは無いです。
 そんなぼくでもミーティングに参加する意義はもちろんあります。
その一番えぐい例…って言葉が不謹慎なら知的な例は、あるグループにとってはミーティングの落としどころが明確になっていて、その結果に導くための人工として呼ばれる場合です。
 この手のミーティングは芝居の本番公演のようで、資料は舞台道具のように揃い、各自が語るべき意見は台本のように準備されています。
グループメンバーの個人的な利害は事前の根回しで完了していて、下手をするとグループ同士の派閥的な利害も利得関係にある同士では話がついています。
 こういう、実務より一歩踏み込んだ、意図を実現するためのゲーム的なミーティングにオファーされるフリーランスになりたいものです。