センチメンタルバリアフリー!

 センチメンタルバリアとは野口悠紀雄さんが、本を捨てられない理由として挙げています。
 センチメンタルが「感じやすく涙もろいさま。感傷的。」で、例えば本を読んだときの感動が忘れられず読み返す機会が無いと分かってはいても捨てられない…というのが、センチメンタルバリアなら個人的には心の整理がつくまで残しておいても良いというか残しておくしか仕方無いと思っています。
 それを仕方が無いというと整理整頓が出来なくなるのですが、ありがたい事にぼくの場合はある日ふと物に対する感傷が無くなる瞬間かがあり、そのタイミングに、それまで捨てられずにいたものを一気に捨ててしまいます。
 それをぼくは、センチメンタルバリアフリーと勝手に命名しているのですが、起こるきっかけは、プロジェクトの終了などそれまで取っておいたものが明確に不要になる瞬間です。
「これは結局使わなかったなあ」というものを、まとめてシュレッダーにかけていると、「そういえば要ると思ってるあれもたぶん使わないだろう」という気分になり、まあそう感じると一気に親の敵のように捨てまくります。
 …ちなみに今は、センチメンタルバリアフリーが強すぎて自宅にある書籍の内、電子書籍として購入できるものは全部処分するか?ってくらいに感じてます。
こういう時は要注意でやり過ぎないようにしないと、結構な後悔をしてしまいます。