贅沢は若い内にしておいた方が良いと思う

シュテファンツヴァイク
角川書店

￥ 620

(2007-01)

　ぼくは来月で38歳になり人間的な衰えを感じるようになると、改めて贅沢は若い内にしておいた方が良いと思うようになりました。
　例えば食べ物は、強烈に油の乗ったステーキとかボリュームあるフルコースは体が受け付けてくれません。若い頃の方が精神的にも新しい食べ物に対してアグレッシブになれます。
　ファッションに対しても、本気で見た目が重要な年齢は若い頃だと思います。
若者が高級ブランドを持つのはおかしいという意見がありますが、高級ブランドのカタログ写真やファッションショーで起用されるモデルはたいてい若者です。
　ということで、若い方たちは限られた若い期間に沢山贅沢して欲しいです。
　そんな状況でぼくの様なオッサンの立ち位置は、可能なら若い子の贅沢をサポート出来て、そんな贅沢している若い子達と一緒に居てみすぼらしく見えないを目指したいなあと思いました。
　…なかなか贅沢が出来ないご時世だからこそ、逆にその辺りを意識しようと思いました。