ローズガンズデイズ ラストシーズンを振り返る(ネタバレあり)

 先日、軽くクリアした記事について書いた、同人サークル 07th Expansionによる同人ゲーム「ROSE GUNS DAYS」をラストシーズン改めて振り返ってみます。
…というかAndroidで無理矢理起動させて、ミニゲームモードでプレイしてたため、集中できてない部分があったので、ちょっと再プレイしての感想です(笑
 って書きたいことが多すぎるので、まずはキャラクターについて…
 ローズガンズはSeasonが変わる度にメインのキャラクターが変わりますが、ラストシーズンでは序盤はキース・如月、アラン・新巻の目線が中心になります。
特に二人が一騎打ちをするシーンのミニゲームの演出は圧巻でした。
 物語的にはアランに感情移入するところから始まるバトルシーンで、ミニゲームもアランの攻防を操作してキースが敵役として始まるのですが、二人の愛憎が入り乱れる展開になるにつれ、二人両方の攻防を操作するようになるのは、テキストを読むだけでは得られない臨場感がありました。
 Androidのせいで操作に苦戦するミニゲームモードですが、ああいうシーンがあるとムリしてでもやってしまいます(笑
 そしてその二人は、一歩引いて見ると、キースはプリマヴェーラのリチャード・舞扇、アランは金龍会の李 梅九の代弁者という位置づけで、…その影響かこの辺りから梅九が登場人物として一歩引いたような印象になりました。ちなみに、Season3で大暴れしたガブリエル・鏑谷と懐柔されたバトラー大尉もどんどん影が薄くなっていきます。
 中盤からはいよいよレオ・獅子神が帰国し、ジャンヌ・天川と出会い、ローズ・灰原とも再開します。
しばらくはレオ視点で物語が進むのですが、激情に突っ走るキースたちの物語を見た後だとそのクールさや軽いところが際立ってみえました。
彼のセリフ「日が沈み 月が昇る」はすげぇ明言だし、キースとのスナイパー勝負は鳥肌ものでした。
 で、中盤に物足りなさを感じている内(ローズとレオの会話をもう少し聞きたかった)に、物語は終盤に入りますが、終盤は次々と色んなキャラクターの視点に切り替わり物語が進みますが、その中でぼくが一番注目したのはまさかのサイラス・斎村の視点でした。
Season1から登場して、腕っ節の強さや実戦での頭の良さが際立ちつつも大活躍がないなあと思っていた彼が、このタイミングで大活躍するのは嬉しかったです。
 という具合に魅力的なキャラクターが沢山登場するローズガンズデイズですが、ぼくが好きなキャラは、 レオとローズと敬礼寺だったりします。
物語がシンプルだった頃が好きっぽいです。
ローズガンズデイズ