進撃の巨人10巻を読みました

 先日アニメ版もスタートして勢いに乗っている、進撃の巨人10巻を読みました。
…以下ネタバレありで書きます。


 この巻でついに超大型巨人がベルトルトで鎧の巨人がライナーと正体が分かりますが、予想以上に狭くまたクローズドな推理作品だったのにビックリです。
裏表紙になっている成績上位10名の内既に4人が巨人ですから。。。
ついでにユミルも巨人になってましたが、あの巨人はイヤだなあ。
 それにしても、アニメ版の宣伝などでも、全人類の絶滅とか世界の終わりみたいな絶望感と喪失感を楽しむ作品のように描かれており、その路線を期待しているユーザーからの支持で有名になったのに、がんがん推理路線に行っているのは大丈夫でしょうか(笑
それはそれで意外性があって良いのですが、超大型巨人は人類の絶望の象徴として宣伝用のキービジュアル(笑)に使われてたりしたのでもう少し正体を明かす演出にこだわって欲しかったです。
ちなみにこの巻で新たに分かったのは
■多分確定
・ユミルが巨人になれる
・ユミルは以前から巨人になっていた
・ライナーとベルトルトは以前に巨人になったユミルに襲われている
 →ライナーとベルトルトはユミルが変身したときに初めてそのことに気づく
・クリスタ・レンズは偽名で本名はヒストリア・レイス
・クリスタとユミルは「壁」の秘密に関わる一族で身を隠している
・超大型巨人の正体がベルトルト
・鎧の巨人の正体がライナー
・ライナーとベルトルトは人類を滅ぼすことが目的だったがエレンが彼らと同道すれば目的を変更できるらしい
■新たな謎
・ライナー達が目指す故郷とは?
・ライナー達とユミルとの関係は?
・ライナー達がエレンを必要とする理由は?
・クリスタが知る壁の秘密とは?
 以前の推理を修正すると、クリスタやユミルの一族が壁の秘密を守る組織で、アニやライナーやベルトルトが壁を破壊する組織、エレンの父親が第三勢力で、ライナー達は戦力強化のためにエレンを引き入れようとしているのかな?って感じです。