アニメ「LUPIN the Third -峰不二子という女-」が面白いです

 モンキー・パンチの漫画作品テレビアニメ「LUPIN the Third -峰不二子という女-」が面白いです。
この作品は、監督山本沙代、シリーズ構成岡田麿里と女性コンビがメインをやっており非常に女性的に描かれているのが印象的です。
特に従来の作品ではなかった乳首の露出などは、エロティシズムであると同時にどこか「んなもん見えても見えなくても一緒だ」みたいな淡々とした扱いがなんとも良いです。
 4月18日深夜に放送された第3話はぼくが尊敬する、佐藤大さんが脚本を担当された、石川五右衛門が活躍するエピソードでしたが、期待以上に面白かったです。
これまでのルパン作品へのリスペクトや、ゼロに至伏線やパロディなどが随所におさめられていて、角が取れた安心感と奥行きが感じられました。
女性からみて安心出来る、手のひらに収まる男達を今回の五右衛門は、三枚目のギャグキャラで演じていて、モテる男の配慮を感じる作品でした。
 以降余談ですが、佐藤大さんはカウボーイビバップの舞台設定、脚本をされてます。ぼくは同作品が大好きで、初めて見たときに「これからのルパンはこんなだったら良いなあ」などと思いつつ、いつか彼が描いたルパンが観たかったのですが今回それが叶いとても嬉しいです。
LUPIN the Third -峰不二子という女-