動きがないだろうなあという気配

 業界全体に関わるような何か大きな問題があるにもかかわらず、消費者やエンドユーザーのモラルに訴える物言いをしている間は、その解決において大きな動きはないだろうなあと思います。
同じように、Aがやる事でBが困り、Bが困るとCが困り、Cが困るとAが困るシチュエーションにおいて、未だ困っていないAとCが今後の事を心配している間もまた、大きな動きはないだろうなあと思います。
 そしてこういう状況の時は、次の大きな動きの準備段階であったり、何かしらの痛みを伴う決断に納得出来る状況を待っている過渡期と考えています。
…そのまま茹でガエルになっちゃう可能性はもちろんありますが、多くの場合は水面下で大きな動きが始まっていると思います。
 プロと言われる人達は、その次の動きやタイミングを推理しながら、耐えたり守ったり攻めたりします。
 そして、もしも個人としてこいういう状況で何かがしたいと思ったときは、上記で言うBの立場の人が自らの問題として大事にしていくしかないと思います。