アニメ「刀語」が面白いです

 西尾維新によるライトノベル原作のアニメ「刀語」がとても面白いです。
おおまかな歴史や文化などは史実の江戸時代などに似つつもオリジナルの中世日本を舞台に、戦国時代の戦局さえ大きく左右したという、伝説の刀鍛冶「四季崎記紀」作の刀、その中でも特に優れた12本の「変体刀」をめぐっての物語です。
 毎月1話1時間スペシャルという放送スタイルをとっており、その分クオリティが高いような印象があります。
一話につき一本ずつ変体刀を集めていき、その刀の名称がその回のタイトルになっているのですが、それがストーリーのテーマであったりキャッチコピーになっているあたりに、言葉遊びの巧みさを感じます。
 また、会話の運びが綺麗で込み入った事情や感情などをすぱっと伝えると同時に、とても聞き心地が良いです。
 ぼくはアニメ版のみしか見ておらず、関東地方では第九話「王刀・鋸」までが放映されており、残り三話を楽しみに待っていたのですが、この記事を書くためにwikiをチェックしたところ、がっつりネタバレを読んでしまいちょっと落ち込み中です。