大河ドラマ 江~姫たちの戦国~を観ました

 NHK2011年の大河ドラマ「江~姫たちの戦国~」の第一話を観ました。
去年の「龍馬伝」とは対照的に非常に女性的な作品で、雰囲気はかなり「篤姫」と似ているかなと思いました。
ちなみに原作・脚本が篤姫の脚本の田渕久美子、音楽も篤姫の吉俣良だそうな。
 今回は母親市に父浅井長政そして叔父織田信長について描いてましたが、キャストの年齢の高さにひたすら違和感を感じてました。…まあ物語のメインになる時代を考えると仕方ないとは思いますが。
 とは言いつつも第一話を観てやはり面白いなという印象でした。
時任三郎が演じる浅井長政と鈴木保奈美演じる市の描写がすばらしく、登場人物に対する敬意が感じられたのが良かったです。
 この辺りは篤姫の女性目線で描きつつも男を否定する訳ではなく、男性も素晴らしく描いていた(特に堺雅人演じる徳川家定など)のが思い出され非常に期待しています。
 姫たちの戦国等というタイトルは、男性を敵視し軽蔑するような女性の主張を連想してしまうし、実際NHKの番宣などはそういう印象もあったのですが、個人的には江も男女ともに楽しめる絶妙なものに成るんじゃないかなと思っています。