フォームローラーのちょっと不思議な効能

 フォームローラーによる筋膜リリースには、この部位の筋膜リリースをしたら、素人には関連がわからない少し離れた部位の、凝りや張りや痛みが和らいだみたいなちょっと不思議な効能があります。

 というと医療行為にも関わる内容なので強調しますが、筋膜リリースの効果に関しては諸説あり、論文などでは効果を疑問視する意見が主流らしく、今回はぼく個人の体感によるものです。

 また、ぼくの症状は軽度の体の張りや凝りや痛みやワークアウトの筋肉痛で、それらが意識せず体が快適に動かせる状態まで自覚症状が改善したという範囲のものです。
 重度の症状の方はまずは医療機関で受診され、そちらの指示を優先してください。

 続きを読み進む気が無くなりそうな前書きですが(笑 気を取り直して、フォームローラーの不思議効能を二つ紹介します。

首から肩にかけての痛みに対して、腕の筋膜リリースが効いた。

 腕や肩のワークアウトを意識するようになって急に出た首から肩にかけての痛みが、腕(上腕筋筋間中隔というらしい)の筋膜リリースでかなり解決しました。
分かりやすい首自体や肩甲骨周りにフォームローラーを使うよりもよく効くように感じます。
 不思議だなあと思っていたら、下記の解説動画を見つけてぼくの勝手な思い込みじゃなかったのかと驚いています。

お尻から腰にかけての疼痛に対して、太ももの筋膜リリースが効いた。

 昔から座り仕事などの際特にお尻から腰にかけて疼痛(いわゆる坐骨神経痛だと思う)が出ていたのですが、太ももの筋膜リリースをするとかなり効きます。
こちらも分かりやすい腰やお尻周りにフォームローラーを使うよりもよく効くように感じます。
 こちらは残念ながら解説されている情報が無いので、もしかしたらぼくの勝手な思い込みかも知れません。
ただ、足にも大腿筋間中隔という「筋間中隔」なるものがあり、もしかしたらそれが効いているのかも。

 という案配にフォームローラー、よく分かってないけど何か凄く体が楽になるみたいなことが結構多く、結構奥が深そうです。