ひぐらしのなく頃に業の推理をしてみた

現在16話までオンエアされている、ひぐらしのなく頃に業の推理をしてみました。
TVアニメ「ひぐらしのなく頃に 業」公式サイト

ミステリー部分にしぼって考えます

ひぐらしのなく頃には、古手梨花がかけら巡りという、多くのパラレルワールドに記憶を継承しつつ繰り返し挑戦するファンタジー作品です。
しかし旧作本編での、犯人たちは推理可能な事前情報と人間に出来ることだけで犯行を行っており、ミステリーの範疇でした。
そして、今回も同じくミステリーで説明出来る犯行であるというスタンスで推理をします。
第16話「猫騙し編 其の参」で北条沙都子が語る、すべては祟りという言葉に、うみねこのなく頃にファンとして、人間による犯行の推理で挑戦したくなりました(笑)

旧作の振り返りと業の違い

旧作の本編部分は人間、全体は鷹野三四が黒幕で、綿流し編と目明し編のみ詩音が犯人でした。
鷹野はC130やH173という、雛見沢症候群を発症させる薬も持っており、多くの惨劇は人間の犯行で説明がつきました。
しかし、業の梨花は鷹野達についての記憶を残しており、対策もしているようです。
その甲斐あってか、鷹野の目的だった、滅菌作戦は実施されておらず、彼女が犯人の可能性は大きく下がりました。
しかし、鷹野がかかわっていないと、不可能そうな出来事も起こっています。
そこで、前原圭一女王感染者説と、入江京介犯人説を考えました。

前原圭一女王感染者説

旧作の鷹野は、梨花の死後48時間以内に滅菌作戦を行う必要があったのですが、今回は一度も行われていないです。
一方圭一は、鬼騙し編、綿騙し編、祟騙し編において、すべて生き残っています。
鬼騙し編最後には、雛見沢症候群発症を促すような看護士の描写もあり、その後女王感染者として処理され滅菌作戦が行われた可能性までもあります。
綿騙し編で、園崎家にやってきた山狗達の狙いは圭一の安否のためです。
祟騙し編で、大石に確保された北条鉄平が現れたのは入江機関の圧力か山狗の強行的作戦によるもので、大石の雛見沢症候群発症はそのとばっちりによるものです。
鉄平を使う(守る)目的は今回何かと怪しい沙都子をマークしてです。…沙都子が圭一に渡そうとした、にいにの品探索などが怪しいか?(もしや鬼狩柳桜?)
猫騙しの様々な人の雛見沢症候群発症は前作の雛見沢症候群発症の薬を利用した、入江機関の暗躍と山狗の実行によるものです。
入江機関と山狗を指揮しているのは、鷹野三四、入江京介、富竹ジロウを想定します。

入江京介犯人説

鷹野三四は梨花と富竹ジロウの影響で今回は、途中から手を引いていると考えます。
猫騙しの16話で富竹の影響力と鷹野の心がわりの可能性が描かれていました。
入江が機関を仕切ったタイミングで組織が改変され、鬼騙し編の入江医院の改装に繋がります。
祟騙し編は綿流し前で入江機関は旧作通り鷹野が仕切っており、沙都子の保護を重んじる入江に内密で、鷹野が鉄平を使っていたと考えます。

改めて各編の流れ

鬼騙し編は、旧作の罪滅し編同様に竜宮レナの雛見沢症候群発症による。
梨花、沙都子殺害は、雛見沢症候群を発症した梨花殺害と自殺による。
綿騙し編は、御三家と詩音殺しは魅音によるもの。
魅音、沙都子殺害は圭一救出に来た山狗によるもの。
祟騙し編は、入江機関が沙都子の調査のために鉄平を利用。大石による確保後は機関によって保釈等。
機関の動きに気づいた大石に投薬、雛見沢症候群を発症させた。
猫騙し編は、雛見沢症候群を発症させる薬を利用。
ただし圭一のみ自然発症。

何かと怪しい沙都子

この推理だと沙都子の怪しさはミスリードとなりますが、それにしては怪し過ぎます(笑)
今回は敢えて沙都子ループ説などに触れないようにしましたが、Why done it = なぜ犯行を行ったかで、活躍することを予想しています。

この推理は次回で正否がわかりそう

次回、梨花と鷹野が会話するシーンがあり、それによりこの推理の正否が判るため、慌てて突貫であげてみました。
基本的に旧作とほぼ同じ犯人説になることから目新しさは乏しく、自信は3割くらいですが、外れて悔しいのもミステリーの楽しみと言うことで(笑)