100日後に食われるブタの100日目を見ました

100日後に食べるという自宅で飼育するミニブタ「カルビ」の可愛らしい動画を配信するチャンネルが、100日目を迎えました。

まずは第一印象での感想

まずは第一印象での感想

最初に気になったのが、あの配信は食用動物との距離感として正しいのか？という点です。
ぼくは、噂は聞いてるけど99日目に初めて動画を観たというにわかですが、これはと畜して食べるという結末を予想しており、「カルビ」に感情移入をすると辛いだろうな…と、あえて距離をとっていたからでもあります。
日頃生き物を食べているのに、無責任という意見もあるかと思いますが、食用動物の世話をするプロの人達でも感情移入しすぎないように「名前をつけない」などの工夫をする（人も居る）そうで、軟弱者を自負するぼくには必要な対策と考えました。
そんな風にある程度の覚悟を決めて距離をとったり対策したけれど、それでも100日目のブタを調理する部分の動画ではかなり精神的に動揺しました。
ずっとチャンネルを見続けて、「カルビ」に愛玩動物として感情移入していた人のショックは大きく、共感力が強い人や子供などが視聴するのは精神的に危険であると感じました。
そういう意味で、ぼくは今回の配信は、食用動物との距離感が正しくない…精神的に危険ではないか？と感じています。
この考えにも賛否があると思うし、ぼくは食用動物に関わった経験もないし、軟弱者を自負しているので、実際に畜産や食肉加工に関わる人達に食用動物との関係にどういった精神的負担があり、それから身を守るためにどう配慮していて、それらと比較して、今回の配信がアリなのか？について様々な意見を聞いてみたいです。

100日目の結末は？

飼い主も愛玩動物として可愛がり、視聴者からの愛護精神ある対応を求める意見も少なからず上がっている「カルビ」を本当に食べるのか？というのが、このチャンネル最大の謎というか引きだったと思いますが、100日目の動画を見たところ、「カルビ」がどこかへ連れて行かれ、丸焼き用？に捌かれた豚が登場しそれを調理していますが、最後に「この物語はフィクションです」の一文がある事から、本当に「カルビ」を食べたのか？は、秘密で終わらせるのだと思います。