アニメ音楽を専門とする音楽団体「池袋アニメーションフィルハーモニー」は19日、演奏会チラシや公式サイトなどに掲載していた画像が生成AIを用いて作られたものだったとして謝罪。
ゲスト参加する予定だった歌手の高橋洋子さんからも「アニメ音楽に関わる立場として、こうした状況での出演は好ましくない」と申し入れ。
また、協賛のサウンドハウスも協賛を辞退しています。
人気アニメ歌手・高橋洋子がコンサート出演を辞退 発端は「生成AIポスター」【もっと知りたい!】【グッド!モーニング】(2024年6月21日)
「生成AI」使用巡り著名歌手がアニメイベント出演辞退「クリエイティブに対する姿勢の相違」 主催者「自覚が足りなかった」と謝罪(ねとらぼ) – Yahoo!ニュース
…余談ですが、6/21 21時時点で、上記のog:imageが差しかえ前の、ヴァイオリンを弾く女性のものになっていました。
この画像はセーフだったのかなあ。
参考にするポイント
今回の件、生成AI以外の要素もあると思いますが、それらはさておき、参考にするポイントは…
イベントの制作やデザインに関わる身としては、改めて生成AIの利用による炎上リスクの高さを痛感しました。
特にイラストがすべて無料 「イラストAC」という、サービスで提供されている素材を利用して批判を受けるのは驚きでした。
制作者が生成AIサービスを利用し、他者のイラストを「学習データ」として生成したイラストが批判されるのは想定していたのですが、「商用利用も可能」を謳った生成AIイラストの利用でも批判されるのは想定外でした。
有料の制作素材サイトでも、AI生成による素材は増えていますが、現在はアニメやイラストなどの生成AI利用に対する議論がSNSで盛り上がる最中で、SNSで拡散される情報での利用時は注意が必要と思いました。
特にデザインのみなど一部の制作を請け負う場合、発注者にリスクを正しく伝えるのは困難で、またプロジェクト全体に影響が出た際の責任の大きさを考えると、現在は生成AIイラスト利用の提案はしない方が無難と感じます。
「生成AI」使用巡り著名歌手がアニメイベント出演辞退「クリエイティブに対する姿勢の相違」 主催者「自覚が足りなかった」と謝罪















代表.中尾治人(ナカオハルヒト)