理想なのか言い訳なのかを見極める

 失敗が起こらないための仕事の手順というのは、自由度の高い仕事の仕方をしている人間にとってかなり面白いテーマです。
議論を深める過程において、きれい事が過ぎる理想論に走ったり、さらにはドラえもんの道具みたいな幻想に走ったりするのも、まあ可能性を探究するという意味で良いことだなと思います。
 ただし、失敗が起こらないための仕事の手順の探求が、失敗したことの言い訳だったり責任転嫁だったりするとこれは何も生まないと思います。
失敗が起こらないための仕事の手順を作る過程には、失敗を自分のものとして向きあったり、失敗が許されないことに取り組む必要があり、実際には言い訳だったり責任転嫁とは真逆のものです。
 この区別って見分けるのも面倒だし、きっかけが言い訳でも結果出来るものが良い物なら結果オーライと割と考えていたのですが、最近、この区別をしないこと…厳密にはこの区別をしない人だとに思われることが、業務の仕切りの部分においてかなり大きなマイナスになることに気づいたので、改めて気をつけていきたいなあとおもいました。