映画「127時間」を観ました

評価:
20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン

¥ 2,490

(2012-01-07)

 登山家のアーロン・ラルストンの自伝『奇跡の6日間』(Between a Rock and a Hard Place)原作の映画「127時間」を観ました。
 岩と共に滑落して、右手が岩と壁の間に挟まれてしまう登山家のアーロン・ラルストンが描かれた作品ですが、何というかこの時点でオチが分かってしまい、びくびくしつつも覚悟を決めて観ていましたが…それ以上に痛恐いラストでちびりそうになりました。
 希薄な人間関係で自由気ままに生きる代償としての孤独が描かれており、色々と考えさせられました。
 逆境に対する冷静な対応は登山家として訓練と知識のすごさに憧れてしまい、遭難の物語でありながら何故か登山がしたくなりました。
最後の決断に至までの127時間は、衰弱の限界まで救助をまった冷静な判断か、生きて人と繋がりたいという気持が限界に来た結果か、どちらとも解釈出来てとても深いなあと思いました。