映画「ウォール街」を観ました

評価:
20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン

¥ 1,136

(2010-12-23)

 本当は映画「ウォール・ストリート」を観たかったのですが、近所のTSUTAYAで見つからずまあ順番ということで先に、1987年に米国で公開されたオリバー・ストーン監督の映画「ウォール街」を観ました。
 チャーリー・シーン演じる若手証券マンのバドと、マイケル・ダグラス演じる投資銀行家ゴードン・ゲッコーの物語です。
 映画自体は過剰な資本主義による倫理観の崩壊を嫌悪するよう描くも当時はマイケル・ダグラスの好演もあってゴードン・ゲッコーのライフスタイルを真似る人が後を絶たなかったそうな。でもまあ色々あった今観ると素直に観られました。
 この映画を観て思いだしたのが先日記事にした映画「ココ・アヴァン・シャネル」に出てくる、フランスの裕福な貴族達でした。
ゴードン・ゲッコーが投資家として人脈づくりと情報収集のために仕事としてやっており多くの人が憧れた生き方が、労働を否定した貴族の日常とほぼそのままであることから、(倫理観の崩壊を除けば)コミュニティおける存在意義と正しさが見えた気がしました。