太田光と伊集院光の対談「いま、ラジオは。」読みました。

  クイック・ジャパン Vol.84の特集「いま、ラジオは。」を読みました。
この特集は、太田光と伊集院光がラジオについて対談しているという、Podcastからラジオ特にJUNKにはまったぼくには最高の記事でした。


 その中で、伊集院がPodcastなどのデータ化や課金システムについて慎重な意見を言っていたけれど、「ここだけの話を楽しむメディアにしたい」という気持ちと、先日書いた「のはなしに」にあった「手のかからない客が冷遇されるのは間違っている」という気遣いから、ラジオを聴くためにあれこれ苦労したユーザーが冷めるような事はしたくないというのがあるのかなあと思いました。


 この点に関して、ぼくはデータ化や課金システムをどんどん進めて欲しいなあと思いました。
 ブログなどが普及してリスナーが情報発信する現在、ここだけの話はもう成立しないし、何よりラジオに関心があるのに電波状況で音が悪かったり聴けないような環境にある人ってかなり多いと感じているからです。
 もちろんそこに既存リスナーへの気遣いはとても大切だと思います。


 たとえば、混んでる飲み屋で、新しいお客を入れるために、今居るお客にちょっとずつ詰めるのを上手に仕切ってくれて、詰めた客も良いことしたなあと気持ち良くしてくれる店主のような対応をしてくれたら完璧なんですけどね。