連続テレビ小説「つばさ」第21週「しあわせの分岐点」が面白いです

 NHK総合・デジタル総合で月曜~土曜の朝8時15分から放送されている連続テレビ小説「つばさ」の第21週「しあわせの分岐点」が面白いです。
 第21週はぼくが大好きな、加乃子を演じる高畑淳子さんと竹雄を演じる中村梅雀さんが活躍しています。特にこれまでどこか嘘っぽいお父さんをやっていた中村梅雀さんが一気に暗くて生々しい内面を見せてくれたのがたまりませんでした。
 などと後半に来てやっとはまった「つばさ」ですが、ここまではあまり好きではなかったです。理由の一つは意図的演出の嘘っぽさとそうでない嘘っぽさが区別出来なかったこと。たとえば、斉藤を演じる西城秀樹は普段コミカルで時々キメの台詞を言うのですがそっちも嘘っぽいとか。
 他にもビリヤード台の上でご飯におみそ汁に煮付けといった和風で家庭的な食事をするシーンを観てラシャにみそ汁こぼしたらどうする!とかほこりっぽくて飯まずいだろうとか考えてしまい観てられなかったりとか、なんか観るのに苦労してました。
 まあそういうのを乗り越えて、この第21週を観られて良かったなあと思ってます。
 それはそうとこんな体験は初めてなのですが、「つばさ」ではいくつかの役で何故か別の役者さんの雰囲気を感じました。現在のキャストがダメとかこうだったら良いのにではなく、なぜか別の人を連想するという感じです。
 例えば、宅間孝行演じる真瀬は堤真一、松本明子が演じる丸山は室井滋、井上和香演じる小料理屋の女将は小池栄子。これってなんでしょうか?
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