ハウルの動く城についてまた少し考えました

 以前にすごく分かりやすい、ハウルの動く城の考察サイトがあって記事にしたりもしたのですが、先日の放送前に改めて確認しようとしたら無くなってて残念です。
その考察サイトで知った情報でハウルを見る上で大きなプラスになったのが、

「ソフィーは実は生命を吹き込むことができるという魔法が使える」
…後半のソフィーがキスしまくってどんどん問題も解決する流れに納得

「ソフィーは自分の言葉や気持ちによって自身が老婆になるという呪いをかけている」
「ハウルはそれに気づきその呪いを解こうとし続けていた」
…中盤以降でハウルが意固地なくらいソフィーの前で無理をする流れに納得

 これが分かるのは凄く大きく、また原作小説にはハッキリ書いてあるらしいのですが、なんで省略したのかなあ。
これらの情報ちょっと調べたら多くはWikipediaにも書かれてました。

ハウルの動く城 – Wikipedia

 その後、岡田斗司夫さんの解説も聞いて、改めて説明していない事の多さと、まあこの辺は自由に空想しながら見るのが良いのかなあと感じさせられました。

 ただ、自由な空想をする上でぼくが引っかかるのが、カブ=隣の国の王子と紹介されてから終戦までの流れの部分です。
あの辺のシーンは短い時間で大事なメッセージを物凄い軽いノリで立て続けにセリフで言う展開が続き見てていたたまれなくなるけどまあその恥ずかしさも味といえなくもない?って感じですが、カブと戦争とサリマンの思惑に関しては凄く気になります。

 素直に想像(言葉の裏は読まない)すると、「戦争に積極的なハウルの国の王様」と「呪いが解ければ戦争を終わらせられる隣の国の王子」が戦争のキーマンで、カブに呪いをかけた一連の出来事にサリマンも無関係ではないでしょう。(少なくとも知ってた)
だとしたらカブの呪いが解かれての終戦という結末は、サリマン先生の日頃のやり手っぷりと比べて違和感が残ります。
 …終盤で再びハウルの国が戦争を始める描写があることや、そこから岡田斗司夫さんが想像された「ハウルの国の敗戦」となり、莫大な賠償金が取られるという状況なら、ハウルの国にとって終戦は極めて深刻な状況です。
にも関わらずサリマンのあの気楽さはどこから来るのでしょうか?

 ここから先も色々空想で埋めるのも面白いし、ぼくなりの推理はあるけど、仮説と妄想を重ねたただの悪口なので詳細は省略しますが、作品の作り手のスタンスなんかも想像しちゃって、ハウルの苦手な部分だったりもします。